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Xcodeといっしょにインストールすることが多いCommand Line Toolsですが、単体でもインストール可能だということを最近知りました。
特に難しい方法ではなく、最初にgit等のコマンドを実行したとき、Xcodeを入手するかインストールするか選択するダイアログが表示されるので、そこでInstallを選べばいいだけです。そうすると、以下2つのパッケージが導入されます(Mavericksの場合)。
- com.apple.pkg.CLTools_Executables
- com.apple.pkg.MacOSX10_9_SDK
また、この状態でxcode-selectは以下の通り。
$ xcode-select -p
/Library/Developer/CommandLineTools
2020-05-03追記
Xcodeと一緒にインストールされるコマンド(/usr/bin/gitなど)は、コマンド自体は最初から存在しています。これらはlibxcselect.dylibをリンクしているラッパーになっていて、xcode-selectで選んだバージョンに切り替えて実行しています。
$ otool -L /usr/bin/git /usr/bin/git: /usr/lib/libxcselect.dylib (compatibility version 1.0.0, current version 1.0.0) /usr/lib/libSystem.B.dylib (compatibility version 1.0.0, current version 1252.250.1)